2008年11月23日 08:00
SUPER AGURI F1 Teamを除く日本の2チームはまさに対照的なシーズンを過ごす事となった。
2005年以降低迷が続いていたトヨタは今シーズンはまずまずの速さを見せ、シーズン中盤から後半にかけては中団グループのトップの座を巡ってルノーと闘うまでに成長した。この2年間の失敗から得たデータを元に得意の「カイゼン」でウィークポイントへの対策をしてきた。まだトップグループに匹敵する程の速さは備えていなかったが、それでも後半戦には予選でも上位グリッドを獲得する場面が何度か見られた。この躍進の理由の一つにパーツの開発スピードが上がった事が挙げられる。ドーサル・フィンを始め、今シーズンのトレンドとなったエアロを積極的に採用していた事からもそれが伺える。今のトヨタの弱点を上げるとすれば、決勝のペースで、良い時と悪い時の波が激しかった。この波を無くせば、成績はもっと伸びるはずである。現在懸念されているのはKERSの開発が遅れている事で、序盤戦こそKERSを積まない方が速い可能性もあるが、中盤から終盤戦にかけては厳しいシーズンになる可能性もある。
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(画像はGPUpdate.netより)
トヨタとは対照的にHonda Racing F1 Teamは苦しいシーズンになってしまった。昨年は第3期の中ではワーストとも言える成績だった。この状況を打破すべく、チームはフェラーリで黄金期を築き上げたロス・ブラウンをチーム代表に招いた。ただ、ロスが加入したのは年末で、すでにその頃にはマシンが完成していたため、ロスの経験がRA108に活かされる事は殆ど無かった。そのためロスは今シーズンを勉強の年とし、来年以降をターゲットにチームを形成していく開幕前に語っていた。
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(画像はGPUpdate.netより)
昨シーズンは過激なエアロを採用したが、それを活かせず低迷する事になった。そのため今年のマシンはトレンドを押さえたマシンになったが、エアロの開発スタッフの再編のため、開発が数ヶ月遅れてしまっていた。開幕前のテストでは全くタイムが伸びず、苦戦が予想されたが、いざ開幕してみると、中団グループで闘えるポテンシャルを持っていた。開幕戦では失格となってしまったが、ポイント圏内でフィニッシュし、決勝のペースも悪くは無かった。ヨーロッパラウンドの序盤までは中団グループで闘えていたが、その後は急速に成績が落ち込み、予選ではQ2にすら進出出来ず、ポイント圏内にも入れなかった。イギリスではルーベンス・バリチェロがチームにとってもバリチェロにとっても久々のポディウムを獲得したが、その後チームがポイントを獲得する事は無かった。ポイントこそ昨年を上回ったが、コンストラクターズ・ランキングでは9位まで落ち込む事となった。
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(画像はGPUpdate.netより)
この不振の原因として、開発の遅れが挙げられるが、それよりも空力のコンセプトを大きく変えた事が完全に裏目に出た。2006年以降、毎年のように空力コンセプトを変更し、昨年もそれで失敗し、今年も同様の失敗を冒した。ただ、昨年のマシンは空力のスペシャリストがいなかった事が失敗の原因でもあったが、そのコンセプトをそのまま引き継げば、成績が劇的ではないにしても向上する可能性は高かった。他チームのマシンを見る限り、昨年のマシンのコンセプトは間違っていなかったと感じ、特にBMWザウバーは同じようなコンセプトのマシンで躍進を遂げている。
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(画像はGPUpdate.netより)
エアロ面だけではなく、タイヤの使い方に関しても苦しんでいる。ブリヂストンタイヤがハード寄りになった事で、昨年よりも更にタイヤが温まりにくくなった。特にフロントの温まりが悪く、アンダー傾向の強いマシンとなった。そのためリアタイヤの負担も大きかった。対策としてフロントのダウンフォースをつけるのだが、そうすると後方の空気の流れが変わり、リアがナーバスになる悪循環にはまってしまった。この車体側の体制もまだ弱く、今月末に他チームからスペシャリストを招きいれた事を明らかにしている。
今シーズンも不本意なシーズンとなったが、ロスの手腕が発揮されるのは来年からだ。チームも来シーズン以降にターゲットを合わし、今シーズン中盤を犠牲にし、来年のマシンに集中したきた。来シーズンはレギュレーションも大幅に変更されるが、いきなりトップグループの仲間入りとはならないはずだ。タイトル獲得の年に挙げている2010年への足がかりとなるシーズンにするべく、チームは大急ぎで体制を整えている。
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(画像はGPUpdate.netより)
2005年以降低迷が続いていたトヨタは今シーズンはまずまずの速さを見せ、シーズン中盤から後半にかけては中団グループのトップの座を巡ってルノーと闘うまでに成長した。この2年間の失敗から得たデータを元に得意の「カイゼン」でウィークポイントへの対策をしてきた。まだトップグループに匹敵する程の速さは備えていなかったが、それでも後半戦には予選でも上位グリッドを獲得する場面が何度か見られた。この躍進の理由の一つにパーツの開発スピードが上がった事が挙げられる。ドーサル・フィンを始め、今シーズンのトレンドとなったエアロを積極的に採用していた事からもそれが伺える。今のトヨタの弱点を上げるとすれば、決勝のペースで、良い時と悪い時の波が激しかった。この波を無くせば、成績はもっと伸びるはずである。現在懸念されているのはKERSの開発が遅れている事で、序盤戦こそKERSを積まない方が速い可能性もあるが、中盤から終盤戦にかけては厳しいシーズンになる可能性もある。
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(画像はGPUpdate.netより)
トヨタとは対照的にHonda Racing F1 Teamは苦しいシーズンになってしまった。昨年は第3期の中ではワーストとも言える成績だった。この状況を打破すべく、チームはフェラーリで黄金期を築き上げたロス・ブラウンをチーム代表に招いた。ただ、ロスが加入したのは年末で、すでにその頃にはマシンが完成していたため、ロスの経験がRA108に活かされる事は殆ど無かった。そのためロスは今シーズンを勉強の年とし、来年以降をターゲットにチームを形成していく開幕前に語っていた。
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(画像はGPUpdate.netより)
昨シーズンは過激なエアロを採用したが、それを活かせず低迷する事になった。そのため今年のマシンはトレンドを押さえたマシンになったが、エアロの開発スタッフの再編のため、開発が数ヶ月遅れてしまっていた。開幕前のテストでは全くタイムが伸びず、苦戦が予想されたが、いざ開幕してみると、中団グループで闘えるポテンシャルを持っていた。開幕戦では失格となってしまったが、ポイント圏内でフィニッシュし、決勝のペースも悪くは無かった。ヨーロッパラウンドの序盤までは中団グループで闘えていたが、その後は急速に成績が落ち込み、予選ではQ2にすら進出出来ず、ポイント圏内にも入れなかった。イギリスではルーベンス・バリチェロがチームにとってもバリチェロにとっても久々のポディウムを獲得したが、その後チームがポイントを獲得する事は無かった。ポイントこそ昨年を上回ったが、コンストラクターズ・ランキングでは9位まで落ち込む事となった。
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(画像はGPUpdate.netより)
この不振の原因として、開発の遅れが挙げられるが、それよりも空力のコンセプトを大きく変えた事が完全に裏目に出た。2006年以降、毎年のように空力コンセプトを変更し、昨年もそれで失敗し、今年も同様の失敗を冒した。ただ、昨年のマシンは空力のスペシャリストがいなかった事が失敗の原因でもあったが、そのコンセプトをそのまま引き継げば、成績が劇的ではないにしても向上する可能性は高かった。他チームのマシンを見る限り、昨年のマシンのコンセプトは間違っていなかったと感じ、特にBMWザウバーは同じようなコンセプトのマシンで躍進を遂げている。
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(画像はGPUpdate.netより)
エアロ面だけではなく、タイヤの使い方に関しても苦しんでいる。ブリヂストンタイヤがハード寄りになった事で、昨年よりも更にタイヤが温まりにくくなった。特にフロントの温まりが悪く、アンダー傾向の強いマシンとなった。そのためリアタイヤの負担も大きかった。対策としてフロントのダウンフォースをつけるのだが、そうすると後方の空気の流れが変わり、リアがナーバスになる悪循環にはまってしまった。この車体側の体制もまだ弱く、今月末に他チームからスペシャリストを招きいれた事を明らかにしている。
今シーズンも不本意なシーズンとなったが、ロスの手腕が発揮されるのは来年からだ。チームも来シーズン以降にターゲットを合わし、今シーズン中盤を犠牲にし、来年のマシンに集中したきた。来シーズンはレギュレーションも大幅に変更されるが、いきなりトップグループの仲間入りとはならないはずだ。タイトル獲得の年に挙げている2010年への足がかりとなるシーズンにするべく、チームは大急ぎで体制を整えている。
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(画像はGPUpdate.netより)











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