2008年11月22日 08:00
日本のF1ファンにとって今シーズンは忘れられないシーズンだろう。2006年に誕生したSUPER AGURI F1 Teamが今シーズンの途中で撤退した。ワークスの予算の10分の1程度の予算で2年半闘い、近代F1では珍しい情熱に溢れるチームだった。そのため世界中でも次第にファンが増えていっていたが、今年のスペイングランプリを最後にF1から徹底する事となった。
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(画像はGPUpdate.netより)
驚くべき事はこのチームは2年半の間にファンに記憶に残るレースを多く見せた事だ。この2年半のリザルトだけを見れば驚く事はないが、このチームが見せたレースは記録に残るレースよりも、記憶に残るレースが多かった。それは2006年の開幕戦の完走だったり、最終戦。2007年での開幕戦や、スペイン、カナダでのレースは記憶に新しい。勿論2年半の間に4ポイント獲得した事は賞賛に値する。この数年ワークスが天井知らずの資金を投入し、ワークスしかポイントを獲得出来ない状況が続いており、参戦僅か1年のチームが4ポイントも獲得したのだから、これは快挙である。
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(画像はGPUpdate.netより)
そんな情熱溢れるチームであったが、参戦に必要な資金の前では為す術が無かった。現在ワークスは500億円近い資金をF1に使っており、プライベーターがそれだけの資金を準備出来るはずもない。SUPER AGURI F1 Teamには最後まで大型スポンサーがつかず、資金繰りはかなり大変だった。仮にHondaがスポンサーをしていなかったら、もっと早くに撤退に追い込まれていたはずだ。そのSUPER AGURI F1 Teamにも2007年に光明が見えた。タイトルスポンサーにはならなかったが、将来タイトルスポンサーになるであろうスポンサーがついたのだった。しかし、これが撤退への引き金となった。このスポンサーは実在しない会社で、スポンサー金が支払われる事はなかった。2007年の中盤戦までは何とか中団グループで闘えていたが、終盤戦にはマシンの開発もストップし、転戦するだけで精一杯の状況。この事態が好転する事はなかった。冬季テストは次々とキャンセルされ、マシンは昨年Honda Racing F1 Teamが使用したRA107を今シーズンのレギュレーションに合わせたマシンを投入した。鈴木亜久里代表はスポンサーを探し回り、ようやくマグマグループとの契約完了間際までこぎつけたが、それも資金提供元のDICの気まぐれで契約間際で白紙に戻された。この状況ではもう為す術も無く、撤退しか選択肢は残されていなかった。そして2008年5月6日に亜久里代表が都内で撤退を表明した。
SUPER AGURI F1 Teamの撤退により、現在のF1ではプライベーターが生き残る事は非常に困難だと言う事が浮き彫りとなった。生き残るためには自動車メーカーとの関係が深くないと生き残ってはいけない。現在ウィリアムズやトロロッソらがプライベーターとして奮闘しているが、このチームだっていつ撤退してもおかしくはない。F1への参戦には多額の資金が必要で、スポンサーがどこか一つ抜ければ、撤退の可能性も十分にあり得るのだ。SUPER AGURI F1 Teamの撤退はプライベーターがやり繰り出来る限度を超えてしまっているとF1への警告となった。
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(画像はGPUpdate.netより)
ただ、SUPER AGURI F1 Teamも見通しが甘かったとも言える。2006年への参戦は急遽決まり、大口スポンサーもないままチームを立ち上げてしまった。プロドライブだって1年間F1への準備をして、結局参戦を取り止めたように、1年以上は準備期間にあてるか、もしくはスポンサーがちゃんと付いた状態でスタートするべきだった。その時は参戦出来るチーム数が残り2チームしか残っていなかったため仕方なかったのだが…。また、カスタマーシャシーの使用についても、もっと熟考するべきだった。参戦当時は2008年から使用出来る見通しだったが、これが急に使用が認められない方向になってしまった。チームも2008年にはカスタマーシャシーでの参戦を計画していて、これが上手くいかなかった事も撤退に繋がった。カスタマーシャシーの使用が不可能になった場合の事も計画に入れるべきだったと私は思う。
今年このようなチームが撤退してしまった事は残念でならない。SUPER AGURI F1 Teamが残した功績は大きい。ワークスだけのレースになりつつあったF1にプライベーターがいる事を改めて認識させ、プライベーターもワークス相手にやり合う事が出来るのだと証明してみせた。また、ポイントを獲得するのは非常に困難であると同時に、ポイントを獲得した時は嬉しいものなんだと。2009年の日本グランプリでSUPER AGURI F1 Teamが観られないのが残念で仕方が無い。
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(画像はGPUpdate.netより)
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(画像はGPUpdate.netより)
驚くべき事はこのチームは2年半の間にファンに記憶に残るレースを多く見せた事だ。この2年半のリザルトだけを見れば驚く事はないが、このチームが見せたレースは記録に残るレースよりも、記憶に残るレースが多かった。それは2006年の開幕戦の完走だったり、最終戦。2007年での開幕戦や、スペイン、カナダでのレースは記憶に新しい。勿論2年半の間に4ポイント獲得した事は賞賛に値する。この数年ワークスが天井知らずの資金を投入し、ワークスしかポイントを獲得出来ない状況が続いており、参戦僅か1年のチームが4ポイントも獲得したのだから、これは快挙である。
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(画像はGPUpdate.netより)
そんな情熱溢れるチームであったが、参戦に必要な資金の前では為す術が無かった。現在ワークスは500億円近い資金をF1に使っており、プライベーターがそれだけの資金を準備出来るはずもない。SUPER AGURI F1 Teamには最後まで大型スポンサーがつかず、資金繰りはかなり大変だった。仮にHondaがスポンサーをしていなかったら、もっと早くに撤退に追い込まれていたはずだ。そのSUPER AGURI F1 Teamにも2007年に光明が見えた。タイトルスポンサーにはならなかったが、将来タイトルスポンサーになるであろうスポンサーがついたのだった。しかし、これが撤退への引き金となった。このスポンサーは実在しない会社で、スポンサー金が支払われる事はなかった。2007年の中盤戦までは何とか中団グループで闘えていたが、終盤戦にはマシンの開発もストップし、転戦するだけで精一杯の状況。この事態が好転する事はなかった。冬季テストは次々とキャンセルされ、マシンは昨年Honda Racing F1 Teamが使用したRA107を今シーズンのレギュレーションに合わせたマシンを投入した。鈴木亜久里代表はスポンサーを探し回り、ようやくマグマグループとの契約完了間際までこぎつけたが、それも資金提供元のDICの気まぐれで契約間際で白紙に戻された。この状況ではもう為す術も無く、撤退しか選択肢は残されていなかった。そして2008年5月6日に亜久里代表が都内で撤退を表明した。
SUPER AGURI F1 Teamの撤退により、現在のF1ではプライベーターが生き残る事は非常に困難だと言う事が浮き彫りとなった。生き残るためには自動車メーカーとの関係が深くないと生き残ってはいけない。現在ウィリアムズやトロロッソらがプライベーターとして奮闘しているが、このチームだっていつ撤退してもおかしくはない。F1への参戦には多額の資金が必要で、スポンサーがどこか一つ抜ければ、撤退の可能性も十分にあり得るのだ。SUPER AGURI F1 Teamの撤退はプライベーターがやり繰り出来る限度を超えてしまっているとF1への警告となった。
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(画像はGPUpdate.netより)
ただ、SUPER AGURI F1 Teamも見通しが甘かったとも言える。2006年への参戦は急遽決まり、大口スポンサーもないままチームを立ち上げてしまった。プロドライブだって1年間F1への準備をして、結局参戦を取り止めたように、1年以上は準備期間にあてるか、もしくはスポンサーがちゃんと付いた状態でスタートするべきだった。その時は参戦出来るチーム数が残り2チームしか残っていなかったため仕方なかったのだが…。また、カスタマーシャシーの使用についても、もっと熟考するべきだった。参戦当時は2008年から使用出来る見通しだったが、これが急に使用が認められない方向になってしまった。チームも2008年にはカスタマーシャシーでの参戦を計画していて、これが上手くいかなかった事も撤退に繋がった。カスタマーシャシーの使用が不可能になった場合の事も計画に入れるべきだったと私は思う。
今年このようなチームが撤退してしまった事は残念でならない。SUPER AGURI F1 Teamが残した功績は大きい。ワークスだけのレースになりつつあったF1にプライベーターがいる事を改めて認識させ、プライベーターもワークス相手にやり合う事が出来るのだと証明してみせた。また、ポイントを獲得するのは非常に困難であると同時に、ポイントを獲得した時は嬉しいものなんだと。2009年の日本グランプリでSUPER AGURI F1 Teamが観られないのが残念で仕方が無い。
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(画像はGPUpdate.netより)












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