F1 第5戦
スペインGPの決勝レースがシルクイート・デ・カタルーニャで先程行われた。事前では雨の予報だったが、決勝レース開始直前は快晴に恵まれ、路面はドライコンディション。直前のコンディションは気温22℃、路面温度34℃。
ピレリはオプションとしてソフト、プライムとしてハードを持ち込んでいる。DRSゾーンはメインストレートに設定された。決勝レースは66周に渡って行われる。
公式予選終了後にポールポジションを獲得していたマクラーレンのルイス・ハミルトンがタイムを抹消されたため、ポールシッターはウィリアムズのパストール・マルドナド、2番手にはフェラーリのフェルナンド・アロンソと言うオーダーとなっている。
第5戦を制したのはウィリアムズのパストール・マルドナドだった。スタートではフェラーリのフェルナンド・アロンソに逆転されたが、その後は安定したペースを刻み、2回目のピットストップで逆転。最後のピットストップで作業に手間取り、ロータスのキミ・ライコネンにも抑えられた事でアロンソが背後まで詰め寄るが、最後まで逆転を許さず、そのままトップでチェッカー。マルドナドにとっては嬉しい初優勝と共に、見事ポール・トゥ・ウィンを飾った。今週末はチームオーナーのフランク・ウィリアムズ卿の70歳の誕生日パーティーが行われたが、ウィリアムズ卿に最高のプレゼントを贈る事となった。今シーズンは早くも5人目のウィナーが誕生している。ウィリアムズにとっては2004年以来の優勝だ。2位にはアロンソが続き、第2戦以来のポディウムを獲得。しかし、フェラーリはあまりにストラテジーが悪く、優勝出来た可能性を、その作戦で潰してしまった。なお、アロンソはこれで61ポイントでトップのセバスチャン・ヴェッテルと同ポイントで並んだ。3位にはロータスのキミ・ライコネンが入り、2戦連続でポディウムを獲得した。ロータスもストラテジーが悪く、これがなければレース展開はもっと変わっていたかもしれない。
以下、ロータスのロマン・グロージャン、5位にはザウバーの小林可夢偉が入り、第5戦以来のポイントを獲得した。6位にはピットスルーペナルティーがあったもののポジションを上げたレッドブルのセバスチャン・ヴェッテル、7位mにはメルセデスAMGはやはりタイヤがキツく、ペースが上がらなかった。7位にはメルセデスAMGのニコ・ロズベルグが入った。8位は最後尾スタートから追い上げたマクラーレンのルイス・ハミルトン、9位にはチームメイトのジェンソン・バトン、10位にはフォースインディアのニコ・ヒュルケンベルグが入り、ここまでがポイントを獲得した。メルセデスAMGのミハエル・シューマッハーはウィリアムズのブルーノ・セナと接触し、リタイアとなった。
ドライバーズランキングでは、ヴェッテルが61ポイントで首位。2位に入ったアロンソも61ポイントとなり、同ポイントだが2位となっている。。3位には53ポイントでハミルトンが続いている。コンストラクターズランキングではレッドブルが109ポイントで首位をキープ。2位には98ポイントでマクラーレン、3位には84ポイントでロータスが続いている。
パストール・マルドナド(Williams F1 Team)「初優勝だなんて信じられない気分だ。クルマはすごく安定していて、ドライブしていて最高だったし、ペースも一貫して良かった。アロンソの追い上げは厳しかったけど、僕らはタイヤをケアしていたから、終盤はギャップを広げることができた。今年、チームは本当に懸命に働いてくれている。これは彼らのための勝利だ。
F1で勝った初めてのベネズエラ人になれるなんてすごく光栄だ。これから先もっとたくさんレースに勝ちたい」
小林可夢偉(Sauber F1 Team)「チームは本当によくやってくれて、クルマのアップデートもすごくうまく機能しています。レースでのペースは前回と比べて大きく改善しました。昨日の予選でもうちょっと運が良ければ、今日は表彰台に上れたはずです。9番手からのスタートなら、9位でフィニッシュできればハッピーですが、クルマにはそれ以上のポテンシャルがあります。僕はトラフィックの中にいてオーバーテイクは楽じゃありませんでした。十分に近づけないのでDRSを使ってストレートで抜くのは無理でした。それで、リスクを冒してコーナーで飛び込んだんです。最終スティントではタイヤをだいぶ傷めてしまいました。今のコンペティションは本当にキツく、集団の前に出たければ、週末をすべてうまくまとめなければいけません。それをやり遂げたのがパストール(マルドナド)でした。前回僕が5位になったのは去年のモナコですから公国に戻るのがすごく楽しみですね」
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